――世界中を飛び回っているイメージですが、ご自宅にいることは少ないのでは？

「そうですね。今月この家で寝たのは…2回だけですね（笑）。でも海から歩いて5分ですし、とても気に入っている場所です」

 

――気に入っている点は？

「好きなものだけを集めているんです。一軒家でスペースもたくさんありますし、自分が撮った写真や尊敬している方たちのアートを飾っているところが気に入っています。毎日いられるわけではないですが、とてもリラックスできる場所ですね。
コロナ禍になり1年ほど経ったときに、まだ海外に行ける見通しがつかなかったので、海の近い今の家に引っ越しました」

――ご自宅にいるときの海輝さんの一日を教えてください。

「どこにいても大体ルーティンですね。朝6時くらいに起きて、まずは波をチェックします。友達のプロサーファーも近くにいるので連絡を取り合い、コーチが来る時はコーチと場所を決めて、ストレッチをして、マヌカハニーMGO400+を入れたシリアルとコーヒーで朝ごはんを軽く取ったら海に行きます。帰ってきて写真や映像の仕事をして昼食をとり、16時くらいにまた海に行きます。
波が良くなかったらトレーニングをしていますね。今日も良くなかったのでランニングをして、このインタビューが終わったらトレーニングをしてからオーストラリアに行ってきます！」

――オーストラリアに旅立つ日なのにこの後もトレーニングを！！

「はい（笑）。最後に体のメンテナンスをしたいので、1時間半くらいトレーニングする予定です」

――家でダラダラすることはありますか？

「ないですね。まわりからよく言われますが、僕はダラダラしているつもりでも、まわりから見たらダラダラじゃないらしいです」

――海輝さんにとっての“ダラダラ”とは？

「朝は好きな時間に起きるんですけど、それでも7時半には起きます。波をチェックしてサーフィンをして、好きなカフェに行って、また海に行っちゃいますね。結局体をめっちゃ使っていますし、時間があれば東京で友達に会ったりして…確かにダラダラじゃないですね（笑）。
編集で一日閉鎖的な空間にいることはあっても、海は毎日1時間だけでも入っています。そうやって好きな場所で好きな時間を過ごしています」

――プロサーファーは旅が多い職業ですよね。

「そうですね。基本、旅をしています。でも僕は試合に関係なく、自主的にいろんな場所に行きますね。
前はサーフィンを軸に旅をしていましたが、今は撮りたいものを撮りに行く旅が大半です。サーフィンをしない場所のときもあるんですよ」

――最近行った国は？

「遠征でフィリピンに、それから友達に会いにマレーシアに行きました。実は今日から行くオーストラリアが一番好きな場所なんです」

――どんなところが好きなのでしょうか。

「オーストラリアは唯一海外で住みたいと思う場所です。全体的な空気感が好き。人がやさしいですし、波もいい。自然もあるけど街もあって、美味しいご飯がいっぱいあり、カフェ文化が根付いています。朝6時にはカフェがオープンしているので、海に入る前からコーヒーが飲めるのも最高ですね。
みんなの生活にサーフィンがあるんです。やっぱりサーファーの地位が高いですし、とても住みやすいですね」

――今回のインタビューと連動してプレゼントキャンペーンを行なっていますが、その賞品になっている海輝さんが撮りおろした作品もオーストラリアでの1枚なんですよね。

「そうなんです。ドローンで撮った1枚で、自分が最も気に入っている写真です。
波をチェックしていたとき、沖に水しぶきが見えて『あれは何やろう？』と思ってドローンを飛ばしました。1.5km沖に行き、やっと“それ”が操縦機の画面越しに見えたときは鳥肌でした。『クジラや…！』その姿は信じられないほど神秘的でした。クジラの姿を追うことに夢中になりすぎて、ドローンのバッテリーの残量表示を見たときには残り20パーセント。どう考えても返ってこられない残量でした。せっかく撮ったクジラの映像とドローンが海に沈むのが頭をよぎり、人生で一番テンパりましたね（笑）。できるだけ岸に近づけて水の中に墜落しないように必死になってドローンを返しました。岸まで残り数百メートルのところでドローンのバッテリーは切れて、画面が真っ暗になった瞬間、絶望しました。最後に見えた景色を元に岩場を探すこと1〜2時間。まさかのドローン発見！しかも無傷で岩場に着陸していたんですよ。そんなハプニングの中で撮った一枚なので、余計に大切な写真です」

マヌカハニーロゼンジMGO573+/UMF16

――移動の多い海輝さんの、常に持ち歩くカバンの中身を教えてください。

「カバンには1台はカメラが入っています。オーストラリアの話ではないですけど、何があるか分からない瞬間をいつでも撮れるように。
それからロゼンジ、花粉症の薬、香水、ハードディスク、マックブック、お財布、お守りです。必勝祈願と交通安全、旅のお守りだったかな。
ロゼンジは秋冬限定商品なので、これからの季節はキャンディーですね。マヌカヘルスのアイテムはどれも味が美味しいので大好きです」

マヌカハニーキャンディーシリーズ

海輝さんは、どこにいても、平常心で暮らすように過ごすことで、戦い続け、撮り続けることができるのかもしれません。
今回、海輝さんの大好きなオーストラリアの地で撮影された、輝く海を泳ぐクジラの作品とマヌカハニーMGO400+をセットにして、期間限定のプレゼントキャンペーンを行なっています。詳細については下記をチェックしてみてくださいね。

山中海輝／プロサーファー・カメラマン
@kaikiyamanaka
サーファーである両親の影響でサーフィンを始める。17歳で全日本ジュニア優勝、2度にわたり日本代表チームキャプテンとして世界選手権へ出場するなど、着実な戦歴を経て、プロ資格を取得する。関西大学卒業後、サーフボードとカメラを持って世界ツアーに参戦。見たもの、感じたことを写真や映像に残し、多くの人に伝えたいとの想いから本格的にクリエイター活動を開始。プロサーファーとして、表現者として世界各地の魅力を伝えている。