までのご注文は、
に発送予定です。
マヌカハニーに含まれるMGOとは?UMFとの違いやグレードによる値段の違いを解説

MGOとは、1kgのマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量を示す数値です。
マヌカハニーのグレード・値段・味わいなどを決める要素のひとつであり、商品を選ぶときの重要なポイントとなります。
この記事ではマヌカハニーに含まれるMGOの基礎知識、UMFとの違いなどを詳しくまとめました。
初めてマヌカハニーの購入を検討している方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
マヌカハニーに含まれるMGOとは?
まずはマヌカハニーに含まれるMGOの基礎的な知識から紹介していきます。
-
MGOの基礎知識
-
マヌカハニーのグレードを決める指標のひとつがMGO
-
MGOの含有量による値段の違いについて
-
MGとは?MGOとの違い
お店で販売されているマヌカハニーにはMGOを表す数値が記載されていますので、その内容を理解した上で商品を選びましょう。
MGOの基礎知識

MGOとは「メチルグリオキサール」のことです。
マヌカハニーに含まれる重要な成分のひとつがMGOとなります。
これまでの研究により「MGO=メチルグリオキサール」には高い抗菌性があることが分かっています。
In addition, manuka honey has been shown to contain high concentrations of methylglyoxal (MGO), contributing the relatively superior antimicrobial activity of manuka honey compared to non-MGO honeys.
(日本語訳:マヌカハニーには高濃度のメチルグリオキサール (MGO) が含まれています。MGO を含まないハチミツに比べて抗菌作用が比較的優れていることが示されています)”
引用:Methylglyoxal-infused honey mimics the anti-Staphylococcus aureus biofilm activity of manuka honey: potential implication in chronic rhinosinusitis
商品に記載されているMGOの数値は「1kgのマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量」を表しています。
つまり「MGO115+」の場合は、マヌカハニー1kg中に115mg以上のメチルグリオキサールが含まれているということです。
当然、MGOの数値が高い商品ほど、抗菌性・抗炎症性に優れたメチルグリオキサールの濃度も高くなります。
マヌカハニーのグレードを決める指標のひとつがMGO
マヌカハニーはMGOの含有量によってグレードが変わってきます。
MGOの含有量が多い商品ほどグレードが高く、マヌカハニーの特徴をより実感しやすいというのが一般的な認識です。
MGOはマヌカハニーの味わいに大きな影響を与え、含有量が多くなるほど複雑な味わいになりやすい傾向があります。
MGOの含有量による値段の違いについて
マヌカハニーはMGOの含有量によってグレードが変わりますが、当然「商品の値段」もその数値に左右されます。
MGOの数値が高くなるほど値段も上がりますので、商品を購入するときはMGOの数値と価格のバランスを確認しましょう。
なお、マヌカハニーの価格は販売会社によって異なりますが、相場としては「MGO115+(250g):3,000円前後」あたりがひとつの目安と言えます。
MGとは?MGOとの違い
マヌカハニーの瓶やパッケージに記載されている「MG」とは、MGOと同じくメチルグリオキサールの含有量を示す数値です。
MGO100+と記載されている商品とMG100+と記載されている商品は、マヌカハニー1kg中に含まれるメチルグリオキサールの量が同じということになります。
マヌカハニーの選び方|MGOとUMFの違い

ここからはMGOと並び、マヌカハニーの瓶やラベルに記載されているUMFについて解説していきます。
-
UMFとは
-
UMFとMGOの数値の違いについて
-
UMFとMGOの換算表
「MGOとUMFは何が違うのか?」という疑問をお持ちの方は、こちらの内容を参考にしてみてください。
UMFとは

引用:UMFHA公式サイト
UMFとは「ユニークマヌカファクター」の略称です。
ニュージーランドにある専門機関「UMFHA(=Unique Manuka Factor Honey Association)」が実施するテストによって、UMFの数値は決定される仕組みになっています。
※UMFHAは厳格な基準を設けたニュージーランドの専門機関
ニュージーランドの産業省(公的機関)が実施するテストと同等レベルの検査を実施し、ひとつひとつの商品の品質を保証する役割を担っているのがUMFHAです。
そんなUMFの数値を決める基準は以下の4点です。
-
MGO(メチルグリオキサール):1kg中に含まれるメチルグリオキサールの量
-
Leptosperin(レプトスペリン):自然界ではマヌカにしか含まれない成分でマヌカハニーの純度を示す指標
-
DHA(ジヒドロキシアセトン):メチルグリオキサールの基になる成分で時間の経過と共にMGOへと変化
-
HMF(ヒドロキシメチルフルフラール):糖分を加熱すると生成される成分で蜂蜜の鮮度を表す指標
4つの指標によってUMFの数値が決まり、マヌカハニーのグレードや品質も保証されるという仕組みです。
UMFは「UMF+15」「UMF+20」といった形式で記載されています。
細かいテストによって算出されたUMFの数値は国際的な品質基準として認知されているため、マヌカハニーを取り扱うメーカーでは基本的にUMF認証および認証マークを付けた上で商品を販売しています。
UMFとMGOの数値の違いについて
UMFは、MGOを含めて総合的にマヌカハニーの品質を示す数値です。
レプトスペリンの含有量によりマヌカハニーの純度を調査し商品としての真正性を保証、さらにDHAとHMFの含有量によって商品の寿命や鮮度が確認されています。
一方、MGOはメチルグリオキサールの含有量だけを示す数値です。
「MGOの含有量が増えるほどUMFの数値も高くなる」という連動性はありますが、そもそも2つの数値は別の内容を示していることを理解しておきましょう。
※端的に言えば、MGOはUMFを構成するひとつの要素ということ
UMFとMGOの換算表
UMFとMGOの数値には連動性があるので、以下のように換算できます。
MGO |
UMF |
選ぶ目的や目安 |
115+ |
6+ |
手軽かつ日常的な摂取向き |
263+ |
10+ |
毎日の健康習慣やセルフコンディショニング |
400+ |
13+ |
健康志向な方に人気が高い |
573+ |
16+ |
マヌカの特徴をより実感したい方に |
700+ |
18+ |
より高品質なマヌカを求める方に |
MGOはマヌカハニーの味わいに大きな影響を与える要素です。(含有量が多くなるほど複雑な味わいになりやすい)
また、マヌカハニーならではの特徴にも関わる部分なので、健康面における役割を期待する人はMGOの数値をよく確認しておきましょう。
マヌカハニーの選び方と購入時の注意点

ここからはマヌカハニーの選び方、購入時の注意点などを解説していきます。
-
目的に合わせてMGOとUMFの数値を確認する
-
実績のある販売サイトから購入する
-
適正な値段かチェックする
初めてマヌカハニーを購入する方は、ぜひこちらもご覧になってください。
目的に合わせてMGOとUMFの数値を確認する
マヌカハニーを購入する際は目的に合わせてMGOやUMFの数値を確認しましょう。
日常的に摂取しやすく手軽に食べやすいのは「MGO115程度」のマヌカハニーです。
健康志向の方に人気が高いのは「MGO400以上」の商品となっていますので、参考にしてみてください。
実績のある販売サイトから購入する
マヌカハニーを購入するときは、ラベルに記載されている輸入会社(輸入元)や販売している店(サイト)の実績や口コミを確認することが大事です。
残念ながらネット上には偽物のマヌカハニーを販売する悪質なサイトもあります。
マヌカハニーを選ぶ際は輸入している会社名・販売サイトの名称で検索し「過去に偽物を販売していた噂はないか」「そのほか悪い口コミはないか」をチェックしてから購入しましょう。
適正な値段かチェックする
マヌカハニーの真贋を確認する手段としては、適正な値段かどうかをチェックするといった方法もあります。
他社と比較して明らかに値段の差がある商品は怪しい可能性があるので、購入を避けましょう。
※値段が高すぎる場合だけでなく、安すぎる場合にも注意が必要
【まとめ】マヌカハニーはMGOの数値を目安にして商品を選ぶ
「マヌカハニーに含まれるMGOとは何か?」という疑問を解消するために、MGOの基礎知識やUMFとの違いなどを説明してきました。
<結論>
-
MGOはマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量
-
MGOの数値が高くなるほどグレードも上がる(値段も高額になる)
-
MGOはUMFの数値を決める要素のひとつ(2つの数値には連動性がある)
MGOの数値が高いマヌカハニーは独特な風味が増すため、手軽に食べやすく、日常的に摂取するのであればMGO115+程度から試してみるのがおすすめです。
なお、健康志向の方や日々の健康を気遣いたい方は「MGO400+」あたりを試してみてください。