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マヌカハニーとはちみつの違いを解説|MGOとは?どんな特徴がある?

マヌカハニーとはちみつの違いを解説|MGOとは?どんな特徴がある?

マヌカハニーは主にニュージーランドで生産されているはちみつの一種で、世界中のセレブからも注目を集めている食品のひとつです。

一般的なはちみつと異なり高い抗菌性を持つMGOを含んでいるところがマヌカハニー独自の特徴として挙げられます。

この記事ではマヌカハニーと普通のはちみつの違いを解説しながら、マヌカハニーならではの魅力も詳しくまとめました。

合わせて、マヌカハニーを購入する上で知っておきたいことも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

マヌカハニーとはちみつの違い|大きく異なるのはMGOの有無

ここではマヌカハニーとはちみつの基本的な違いやそれぞれの特徴を紹介していきます。

  • 一般的なはちみつの特徴|様々な花の蜜が原料となる

  • マヌカハニーならではの特徴|メイン原料はマヌカの花蜜

  • マヌカハニーに含まれるMGOとは|抗菌性の高さが大きな特徴

マヌカハニーに興味を持っている方は、まずはこちらの内容からご覧ください。

一般的なはちみつの特徴|様々な花の蜜が原料となる

日本の一般的なはちみつは外国産のものよりサッパリ、スッキリとした味わいを魅力としています。

また、日本ミツバチは様々な花から蜜を集めるため、熟成感のあるはちみつに仕上がるところも特徴的です。

なお、西洋ミツバチは日本の固有種ではありませんが、養蜂のために各地で繁殖されています。

西洋ミツバチは単一の花から蜜を採取することが多く、周りの環境(咲いている花)によってはちみつの味わいが変化するといった特徴があります。

※季節によっても採蜜する花の種類が異なり、はちみつの味わいに影響を与える

年間に複数回はちみつを採取するところも西洋ミツバチならではの特徴です。(日本ミツバチの採蜜は基本的に年間1回)

そのため、多くの養蜂場でははちみつの採取量が多い西洋ミツバチを用いてはちみつの生産をおこなっています。

マヌカハニーならではの特徴|メイン原料はマヌカの花蜜

マヌカハニーは、ニュージーランドとオーストラリアの一部地域にしか自生しない「マヌカ」の木に咲く花から採れる蜜を主原料とするはちみつです。

マヌカの花蜜にはメチルグリオキサールに変化する成分(ジヒドロキシアセトン)が含まれています。

このジヒドロキシアセトンの有無(=メチルグリオキサールの含有)がマヌカハニーと普通のはちみつとの大きな違いです。

メチルグリオキサールは高い抗菌性・抗炎症性を持つ成分となります。

他の国で生産されるはちみつにはメチルグリオキサールが含まれていないため、ニュージーランド産のマヌカハニーは世界中から注目を集めているということです。

なお、マヌカハニーはハーブのような香りと苦みを特徴とするはちみつで、日本で生産されるはちみつとは味わいや粘度が異なります。

マヌカハニーに含まれるMGOとは|抗菌性の高さが大きな特徴

マヌカハニーの瓶に記載されているMGOとはメチルグリオキサールの含有量を示す数値です。

多くのマヌカハニー製品には「MGO115+」「MGO263+」といった数値が記載されていますが、これは1kgあたりに含まれるメチルグリオキサールの量を表しています。

前述の通り、メチルグリオキサールの特徴は高い抗菌性・抗炎症性を持つところです。

その性質に関しては様々な研究でも明らかになっています。

In addition, manuka honey has been shown to contain high concentrations of methylglyoxal (MGO), contributing the relatively superior antimicrobial activity of manuka honey compared to non-MGO honeys. 

(日本語訳:マヌカハニーには高濃度のメチルグリオキサール (MGO) が含まれています。MGO を含まないハチミツに比べて抗菌作用が比較的優れていることが示されています)
引用:Methylglyoxal-infused honey mimics the anti-Staphylococcus aureus biofilm activity of manuka honey: potential implication in chronic rhinosinusitis

マヌカハニーはメチルグリオキサールの含有量が多くなるほど重宝される傾向にあり、また商品としての評価や金額も上がります。

以上の理由から、マヌカハニーを選ぶときにはまずMGOの数値をチェックしてみましょう。

マヌカハニーとはちみつの違いで知っておきたいこと

ここではマヌカハニーと普通のはちみつの違いに関して知っておきたいことをまとめました。

  • マヌカハニーの品質を決める「UMF」について

  • マヌカハニーの残留農薬問題とは

  • マヌカハニーに対する厚生労働省の対応

マヌカハニーは「MGO」「UMF」といった数値で商品の規格分けがおこなわれています。

一方、参考例として日本の国産ハチミツの場合は「一般社団法人 日本養蜂協会」による一定の基準を満たした商品であれば「国産天然はちみつ」として販売できるようになっています。

参考:一般社団法人 日本養蜂協会HP

このように、はちみつの規格や基準は国によって異なることをあらかじめ知っておいてください。

マヌカハニーの品質を決める「UMF」について

引用:UMF公式サイト

UMFとは「ユニーク・マヌカ・ファクター」の略称で、マヌカハニーの品質を示す数値のひとつです。

ニュージーランドにある専門機関「UMFHA(ユニーク・マヌカ・ファクター・ハニー・アソシエーション)」が定める数値であり、4つの要素からUMFは算出されます。

<UMFHAの品質テスト>

MGO(メチルグリオキサール)

マヌカハニー1kg中に含まれるメチルグリオキサールの量

DHA(ジヒドロキシアセトン)

メチルグリオキサールに変化する成分量(商品の貯蔵寿命)

HMF(ヒドロキシメチルフルフラール)

蜂蜜の鮮度を表す数値

Leptosperin(レプトスペリン)

マヌカハニーの純度を表す数値(マヌカにしか含まれない成分)

ご覧のように4つの要素からUMFの数値は決まりますが、実質的にはMGOの数値によって変化します。

現在の UMF値は、基本的にメチルグリオキサール量によりクラス分けされており、それに加えて更にレプトスペリン、ジヒドロキシアセトンや加熱指標のヒドロキシメチルフルフラール(HMF)なども測定した上でUMF認証表示している。

引用:日本家政学会HP|マヌカハニーの特徴とその機能性 兵庫県立大学 加藤 陽二

UMFの数値が高くなるほど純度が高く蜂蜜としての寿命が長いマヌカハニーとされ、グレードも上がります。

マヌカハニーの残留農薬問題とは

ネット上で「マヌカハニー」と検索すると「残留農薬」といったキーワードが表示されることもあります。

これは、2020年にニュージーランド産のはちみつから除草剤が検出される事例が2回発生したことが主な理由と考えられます。

ニュージーランド産の輸入蜂蜜から、昨秋以降、発がん性の疑いが持たれている除草剤が2度にわたって検出され、厚生労働省は、状況が改善されなければ輸入禁止を含めた措置を検討する可能性があることをニュージーランド政府に伝えた。

引用:NZ産蜂蜜から発がん性疑惑農薬を検出 厚労省、輸入禁止検討も - Yahoo!ニュース

この経緯を分かりやすくまとめましたのでご覧ください。

  1. 2020年7月にニュージーランドの公的機関(第一次産業省)が調査をおこなった結果、マヌカハニーを含む同国産はちみつ製品に除草剤(グリホサート)が残留していることが判明

  2. 同年12月中旬にも同様の事例が発生

  3. 以上のことから「マヌカハニーには残留農薬が含まれている」といった話がネット上に出回った

上記の流れもあり、数年経過した後でもネット上には「マヌカハニー 残留農薬」というキーワードが残っているということです。

なお、現在は残留農薬に関する検査が厳格化されているため、マヌカハニーの安全性・信頼性を脅かす大きな問題は起きていません。

マヌカハニーに対する厚生労働省の対応

現在国内に流通しているマヌカハニーの安全性・信頼性を確認するため、厚生労働省の対応についても触れておきます。

2020年に起きた2回の除草剤検出問題に対して、日本の厚生労働省は以下の検査命令を実施しました。

○輸入食品に対する検査命令の実施 

引用:厚生労働省HP|輸入食品に対する検査命令の実施

なお、当時の状況を参考にすると残留農薬が含まれていたマヌカハニーを誤って摂取しても、人体の健康に深刻な影響はないと考えられています。

  • 検出されたグリホサートの量は0.02ppm~0.08ppm

  • 許容できる1日あたりの摂取量は体重1kgあたり1mg/日

  • 仮に0.08 ppmのグリホサートを含有したはちみつを毎日「自分の体重×1kg(※)」摂取しても許容摂取量を超えない

※体重60kgなら60kg分のはちみつを毎日食べるということ

現実的に考えて毎日数十kgのマヌカハニーを食べることはありませんので、安心してマヌカハニーを購入してください。

マヌカハニーを初めて買うときの選び方

マヌカハニーを初めて買うときには以下のポイントを参考にして選んでみてください。

  • MGOの数値が高い商品ほど味わいが複雑になりやすい

  • 最初はMGO115+あたりがおすすめ

  • 味わいについて理解した上で健康志向の人であればMGO400+あたりを選ぶ

また、信頼性が高い販売サイトから購入することも重要です。

最低限、UMFの認証マークを確認し、過去の販売実績や口コミなどをチェックしておきましょう。

【まとめ】普通のはちみつとの違いを知った上でマヌカハニーを購入してみる

マヌカハニーと普通のはちみつの違いについて分かりやすく解説してきました。

<結論>

  • 一般的なはちみつには含まれていないメチルグリオキサールを含んでいるところがマヌカハニーの特徴

  • メチルグリオキサールには高い抗菌性が確認されている

  • マヌカハニーを選ぶときはMGOの数値やUMFの認証マークをチェックすること

マヌカハニーは国産はちみつにはない味わいを楽しめるといった魅力もあります。

ヨーグルトに混ぜたりスムージーの材料として使ったりしながら、毎日適量を摂取してみてください。

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