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マヌカハニーとプロポリスの違いは?それぞれの効果や食べ方を解説

この記事ではマヌカハニーとプロポリスの違いやそれぞれの特徴を解説していきます。
マヌカハニーはニュージーランドやオーストラリアの一部でしか採取できないハチミツ、プロポリスはミツバチの唾液や蜜ろうと樹木の新芽や樹皮などを混ぜた樹脂状の物質です。
どちらもミツバチによって作られるものですが、原材料や含まれる成分が異なります。
本文では原材料や有効成分の違いだけでなく、それぞれの食べ方や注意点を詳しく説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。
マヌカハニーとプロポリスの違い|それぞれの特徴や効果
まずはマヌカハニーとプロポリスの基本情報、それぞれの特徴と違いを見ていきましょう。
マヌカハニーとプロポリスの違い
マヌカハニーとプロポリスはどちらもミツバチによって作られるものですが、原材料や含まれる成分が異なります。
マヌカハニー |
プロポリス |
|
原材料 |
マヌカの花蜜 |
様々な植物の新芽・樹皮など(樹脂状の物質) |
採取場所 |
ニュージーランド、一部オーストラリア |
場所に限りはない |
主な成分 |
メチルグリオキサール(MGO) |
フラボノイド(ポリフェノールの一種) |
有効成分の効果 |
・抗菌作用 ・抗炎症作用 ・口腔内のケア ・栄養補給 |
・抗酸化作用 ・抗菌作用 ・抗ウイルス作用 ・抗炎症作用 |
食べ方 |
ハチミツとしてそのまま食べられる(ヨーグルトや牛乳に混ぜる等) |
牛乳・ジュースなどに混ぜて飲む(のどに直接スプレーする商品やサプリメントもある) |
マヌカハニーとは、ニュージーランドやオーストラリアの一部地域でしか採れないハチミツのことです。
一方、プロポリスはミツバチが植物の新芽や樹皮などから集めた樹脂と自らの蜜ろうや唾液を混ぜて作る樹脂状の物質となります。
プロポリスは産地に限らず基本的にはどのハチミツにも含まれている物質で、マヌカハニーは製品の名称かつ産地が限定的といった違いがあります。
マヌカハニーの特徴
マヌカハニーはニュージーランドやオーストラリアの一部地域にしか自生しない「マヌカ」の花蜜を原料としたハチミツのことです。
1年間の中でも限られた季節にしか採取できないため、希少性の高いハチミツとして知られています。
また、マヌカハニーならではの特徴はメチルグリオキサール(MGO)と呼ばれる成分を含んでいる点です。
メチルグリオキサールには高い抗菌性・抗炎症性があり「身体のコンディションを整えるのに役立つ」と注目を集めています。
マヌカハニーに特徴的に含まれるメチルグリオキサール(MGO)は反応性の高い低分子アルデヒドであり,強い抗菌活性を示す。
引用:調理加工への応用を目指したマヌカハニー特有成分の熱安定性に関する検討
※上記のほかLeptosperinのアグリコン部分であるMSYRもマヌカハニーには豊富に含まれており、炎症抑制効果などが期待されている
もともとハチミツは糖度が高いため細菌が繁殖しづらく、さらに保湿作用があるので昔から「喉に良い食べ物」とされてきました。
その上で、近年では強い抗菌性を持つメチルグリオキサールを多く含んだマヌカハニーが人気のハチミツとして知られるようになってきています。
プロポリスの特徴
プロポリス(Propolis)は、ミツバチが樹木の新芽や樹皮から採取した樹脂に、自分たちの唾液や蜜ろうを混ぜて作る物質です。
こうして作った樹脂状の物質を巣の隙間に塗ることで、巣の中をウイルスや細菌から守っています。
ミツバチが「巣のバリア」として利用しているプロポリスにはフラボノイドやフェノール酸といった成分が含まれていて、高い抗酸化作用や抗菌性を持つところが大きな特徴です。
プロポリスとはミツバチが植物の分泌物を自ら分泌するミツロウと練り合わせた樹脂状物質であり,古来より様々な生理活性があることが知られている.一例として抗酸化作用や抗癌・抗腫瘍作用などが挙げられる
引用:農林水産省
また、最近の研究ではプロポリスに抗がん作用や抗腫瘍作用が期待できるといった報告もあり、世界の国々の中にはプロポリスを医薬品として取り扱っているところもあります。
プロポリスについては、これまでに種々の生理活性すなわち抗微生物(細菌、真菌、月虫、ウイルス)活性、抗酸化作用、抗炎症作用、抗腫瘍活性などが知られている。
引用:補完代替医療素材としてのプロポリス
日本ではプロポリスが医薬品として承認されていませんが、健康商品のひとつとして扱われています。
主に喉のケアを目的としたプロポリス配合のスプレータイプ、サプリメント、キャンディーなどが販売されています。
マヌカハニーとプロポリスの食べ方や使い方
ここからはマヌカハニーとプロポリスの食べ方や使い方を紹介していきます。
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
マヌカハニーの食べ方や使い方
マヌカハニーは1日あたり5〜10g(小さじ1〜2杯)を目安にして食べましょう。
食べ方のポイントとしては「そのまま舐めて口や喉にいきわたらせる」「木製のスプーンを使う(※)」「食べてから2〜3分は水分を控える」などが挙げられます。
※金属製のスプーンだとマヌカハニーに含まれる成分が損なわれる可能性があるため
また、白湯・スムージー・ハーブティーなどに混ぜて飲む、トーストやパンケーキに塗って食べるといった方法もあります。
日頃から気軽にマヌカハニーの成分を摂取できるキャンディーも販売されていますので、自分のライフスタイルに合った商品を選んでみてください。
(マヌカハニーの成分を含むキャンディーにはプロポリス配合のものも多くあります)
プロポリスの食べ方や使い方
プロポリスはミツバチが巣を守るために作る天然の抗菌物質であり、フラボノイドなどの成分によって喉・口内のケアに役立ちます。
食べ方や使い方は商品の種類によって異なりますので、目的に合わせてプロポリス商品のタイプを選びましょう。
液体タイプ:水やジュースに混ぜて飲む
ドリンクタイプ:そのまま飲む
スプレータイプ:喉に直接スプレーする
キャンディータイプ:そのまま舐める
サプリメントタイプ:容量を守って服用する
なお、初めてプロポリス商品を摂取するときは少量から試すことを推奨します。
食べ方や使い方に関する注意点
マヌカハニーとプロポリスには様々な成分が含まれています。
それぞれ以下の点に注意しながら摂取しましょう。
マヌカハニー |
・1歳未満の乳児に与えない |
プロポリス |
・1歳未満の乳児に与えない |
どちらも1歳未満の乳児には与えないようにしてください。
また、ハチミツにアレルギーがある方は摂取しないようにしましょう。
(アレルギーの有無が分からない場合は最初に少量を試すこと)
妊娠中および授乳中の女性に関しては食べる前に掛かりつけの医師に相談してください。
なお、マヌカハニー特有の注意点としては熱を加えすぎない点が挙げられます。
飴の加工を想定した150℃加熱では、わずか10分間でMGOが約12%まで減少した。また、ニュージーランド第一次産業省が定める指標の一つである2’-メトキシアセトフェノンも10分間の加熱で有意に減少した。
引用:調理加工への応用を目指したマヌカハニー特有成分の熱安定性に関する検討
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールは熱に弱いため、温かい飲み物や食べ物に加える際は温度に気を付けましょう。
プロポリスについては有効成分であるフラボノイドやフェノール酸類が抗凝固薬・免疫抑制薬・抗がん剤などの作用に影響する恐れがありますので、医師への相談が必要となります。
マヌカハニーとプロポリスの違いに関してよくある質問
ここからはマヌカハニーとプロポリスの違いに関してよくある質問に答えていきます。
自分が気になっている点をチェックしてみてください。
風邪のときはマヌカハニーとプロポリスのどちらが良い?
マヌカハニーとプロポリスはどちらも医薬品として承認されているわけではありません。
(風邪の予防や治療を目的として販売されていない)
それぞれの成分や特徴を考えると「マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールという成分がノドの痛みに効果的」「プロポリスに含まれるフラボノイドやフェノール酸という成分が風邪による免疫低下に効果的」と言えます。
なお、風邪をひいているときの栄養摂取を目的とする分にはマヌカハニーがおすすめです。
マヌカハニーとプロポリスに副作用はある?
マヌカハニーとプロポリスはどちらも天然由来の食品ですが、摂取することによる副作用として以下の点が挙げられます。
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アレルギー反応
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血糖値の上昇(特に糖尿病の方)
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薬の効果を抑制(プロポリスの場合)
人によってはマヌカハニーやプロポリスに含まれる成分がアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
また、マヌカハニーには糖分が多く含まれていますので、糖尿病の方は摂取量に注意が必要です。
プロポリスについては特定の薬の効果を抑制する恐れがあるため、薬を服用中の方は事前に医師と相談しましょう。
マヌカハニーとプロポリスはニキビ改善の効果がある?
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールという成分、プロポリスに含まれるフラボノイドという成分には抗炎症作用があります。
そのため、炎症性のニキビ改善に役立つ可能性はあると言えるでしょう。
ただし、マヌカハニーとプロポリスはニキビの治療を目的として販売されているわけではないので、その点はあらかじめ理解しておいてください。
【まとめ】マヌカハニーとプロポリスの違いを理解した上で商品を選ぶこと
マヌカハニーとプロポリスの違いについて、それぞれの特徴や含まれる成分などを詳しく解説してきました。
<結論>
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マヌカハニーはハチミツ、プロポリスはミツバチが作る樹脂状の物質
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マヌカハニーの主成分はメチルグリオキサール、プロポリスはフラボノイド
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どちらの成分にも抗菌作用がある
マヌカハニーは産地が限定されているハチミツ製品の名称、プロポリスはミツバチが蜂の巣を守るために作る抗菌性の高い樹脂状の物質となります。
なお、マヌカハニーの特徴は他のハチミツよりメチルグリオキサールの量が多いところです。
抗菌性の高いメチルグリオキサールを多く含むニュージーランド産マヌカハニーは貴重なハチミツとして知られ、日々の健康を気遣う人たちから注目を集めています。