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大日方久美子さんインタビュー vol.2 犬や猫は物じゃない。 大日方さんが保護犬活動にかける想いとはー
大日方さんと言えば、犬4匹と一時預かり中の猫3匹と暮らしながら、熱心に保護犬活動に取り組んでいることをご存知の方も多いはず。
今回はそんな犬猫との暮らしと、彼女の保護犬活動にかける想いを伺いました。
大日方久美子さんインタビュー vol.2 犬や猫は物じゃない。 大日方さんが保護犬活動にかける想いとはー
――そもそも、犬を飼い始めたきっかけは何だったのでしょうか。
「彼と二人で住むタイミングで、『ワンちゃんを飼いたいね』って話していたんです。でも初めてで飼えるかどうかわからないから、まずはレンタル犬で試してみようと思って。犬をレンタルして何日間か過ごせるショップがあるのですが、今思うと“ブリーダー”と言われる繁殖屋さん。私たちが行った所はそこまでひどくはなかったのですが…。
ペットショップにも行ったことがなかったので、驚きましたね。お店に入ると、何十頭もの犬がゲージに入れられて叫んでいるんです。パッとみたら、一番端っこの下のケージに2匹のワンちゃんがいて、その子だけは吠えずに私たちを見ていたんです。瞬間、『あの子がいいです』って。そうしてゲージを開けて、タタタタって走ってきたのがCANDYでした」
――そこから一緒に過ごしてみて、飼うことを決めたのですね。
「レンタルするつもりで行ったのですが、ゲージのドアが開いて私たちのところに走ってきたCANDYを見たら、そんなことは忘れちゃった。もちろんレンタルというかたちで連れて帰りましたが、もう、“犬と一緒に生活できるか”じゃなくて、“犬がいる生活にこちらが合わせる”というマインドに変わっていました。離れるなんて、1ミリも思わなかったです。それが2012年の12月だったかな」
――犬たちとの生活で大切にしていることは何ですか?
「彼らがストレートに愛を伝えてくれるから、私もストレートに愛を返そうと努力しています。そして1匹だけに偏らないように」
――犬たちと毎日していることはありますか?
「ずーーっと一緒にいることかな(笑)。寝るときもべったり。ベッドの中に入ってきて、私の体の横にそれぞれの定位置で寝ています。朝方になると猫たちも(ベッドルームのある2階に)上がってくるんですよ。
あとは散歩には毎日行きますね。14歳と16歳のシニア犬たちはお家のまわりをゆっくりと1周。若者たちはもう少し長く、近くの公園を散歩します」
――引っ越したら広い庭で遊べますね!
「でもこの子たちだけでは遊ばないかなぁ。ドッグランに行っても、私が立っているところに皆んな集まっちゃって(笑)。だから新居の庭は野犬たちのためですね」
――CANDYとの出会いから、今では4匹の犬と生活する大日方さんですが、保護犬活動を始めたきっかけを教えてください。
「きっかけはJIRO。彼を保護した保護団体さんから、手伝いをしてほしいとお願いされました。そこで私は、CANDYとの相性が良いなら引き取りたいと伝えました。CANDYもノンストレスだったので、ウチで受け入れることにしました」
――その時のJIROの様子は?
「JIROは、人を噛せる躾をしていた人に飼われていたんです。家の前を通る人に噛みつかせていたことが通報されて、家宅捜索をしたら、その噛み付いていた犬とは別に『もう1匹いるぞ!』って。奥の部屋でゲージの中にずっと入れられていたのがJIROでした。
JIROはやさしいから人を噛むことができず、多分飼い主にとっては必要のない犬だから、閉じ込められていたんだと思います」
――最初はどんな様子でしたか?
「ご飯をあげると、まず全部口の中に入れてごっくんして、その後部屋の端っこで吐いてから、ゆっくり食べていましたね。それが長いこと治らなくて…。
でもようやく元気に暮らせるようになったJIROを見ていて、保護犬活動をしていこうと思うようになりました。私にできることがあるんだって、見つけられた感じです。きっかけはJIROでしたね」
――具体的にどんな活動をしているのですか?
「保健所に捕獲された地方の野犬たちを1匹ずつ、トレーニングをかけて新しい家族を探しています」
そうやってこれまでも少しずつ犬たちの生きる場を探してきた大日方さん。
――今後はどんな活動をしていきたいですか?
「野犬たちを“殺す”というマインドを変えていきたい。例えば人に慣れている子たちをセラピー犬に育て、老人ホームに派遣したり。臭いに敏感で嗅覚も優れているので、救助犬に育てたり。彼ら自身で仕事を取れるような環境づくりができたら嬉しいですね。
あと、日本全国で譲渡会を行なっている保護団体さんのところに足を運び、ここだと思うところがあれば、私が譲渡会を開く手伝いもしたいです。今はまだ場所を貸してくれるところも少なくて。
それと、ボランティアに協力したいけど、どうしたら良いかが分からないとか、どこに寄付して良いのか分からないとか…そうやって一歩がなかなか踏み出せない人ってものすごくたくさんいるんです。というか、そっちの方が多いくらい。そんな方たちの背中を押せるようなオンラインサロンをやりたいですね」
――待ち望む方は大勢いると思いますが、どんなサロンにしたいですか?
「ここだったら寄付して大丈夫とか、ここにボランティアに行こうとか、旗揚げする人間になれたらいいなと思っています。私のオンラインサロンがあることによって、何かしたいけどできない、っていう人の気持ちを救えたらな」
大日方さんが今回特別にお話ししてくださった新居での生活は、今年9月にスタート予定だそう。アートと犬猫に囲まれた彼女の生活が、私たちも楽しみでなりません。
次回は、旦那様、愛犬愛猫とともに愛にあふれた生活を送る大日方さんの、保護犬活動についてのお考えを伺います。
――保護犬活動を通じて感じていることはありますか?
「まだまだ保護犬に対して理解が薄い状況です。日本は犬や猫が“物”という法律だから。LUCKY(大日方さんが一時預かりをしていた犬が逸走し、取材時も捜索中)を捜索していて防犯カメラにも映らず心配していた時、ゴミ収集車に電話をして、『犬の死体はあがっていませんか?』って聞かなくちゃいけなかった。それがすごく辛い。ゴミとして持っていかれて、ゴミとして焼却されてしまうんです。犬がいなくなった時に警察に届けるのも、遺失物として。お財布と一緒です。
でも犬や猫は物じゃない。子供たちになんて説明すれば良いと思いますか?子供に説明できないことは変えた方が良いのに、なぜか変えてくれない。
それを変える力があるのは政治家じゃなくて私たちだと思うんです。法律を変えようとか、政治的な話になると、とても大きな壁に思えますが、それができるようなムーブメントを作れたらいいなと思います」
昨年末のLUCKY捜索時は秋から冬にかけて、季節の変わり目で寒くなってきた時期だったのだそう。自分の食事に気を使うこともできなくなっていた状況の中、フォロワーさんが食事を差し入れてくれ、その温かさで体調を崩すことなく過ごせたと言います。
そしてもう一つ、大日方さんの身体を元気に保ったのはマヌカヘルスのロゼンジだそう!――鞄はもちろん、車の中にも常備しているほどお気に入りなんですよね。
「本当に大好き。喉に少しでも『ん?』って違和感を感じたら、とにかく早い段階で舐めています。でもロゼンジは25度以上だと溶けちゃうそうで、冬のシーズンの期間限定なんですよね。つい先日もどっさり買いこんじゃいました。冬の間にたくさん買っておき、涼しいところに置いて一年中ストックしています。なくなったら不安で仕方ないから!」
最後はロゼンジ愛を楽しそうに話してくれた大日方さん。
彼女の力強い声によって、動物が幸せに生きられる世界になりますように…。自分自身はもちろん、大切な方の健康を気遣うマヌカハニーという商品を贈り続けている私たちも、そんな環境を心から願い、その一助になれたらと想うばかりです。
次回は大日方さんの仕事について、ご自身のSNSとの関係も交えながらお話しいただきます。
大日方 久美子
@kumi511976
アパレル販売の経験を経て、2013 年よりパーソナルスタイリストとして独立。独立後に始めたインスタグラムでは、服の値段にかかわらずエレガントでスタイリッシュな着こなしを提案し、9.8万人のフォロワーを持つ。現在はアパレルブランドのWEB ページでスタイリングやモデル、イベント企画なども行っている。2016年4月には初となる著書「“エレガント”から作る大人シンプルスタイル」を発売。
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