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プロポリスとは?どんな効果や種類がある?選び方やはちみつとの違いを解説
- プロポリスとはどのようなもの?
- はちみつやローヤルゼリーとの違いは?
- 自分に合った商品の選び方は?
プロポリスは、ミツバチが植物の樹脂などを集めて作る天然由来の物質です。古くから世界各地で利用されており、現在では日々のセルフコンディショニングを意識する方からも注目されています。
一方で、プロポリスには産地や抽出方法、リキッド・サプリ・スプレーなどさまざまな種類があり、どれを選べばいいか迷う方も少なくありません。
この記事では、プロポリスの特徴やはちみつ・ローヤルゼリーとの違いをはじめ、種類や選び方、摂取時の注意点、よくある質問について解説します。
プロポリスとは?はちみつやローヤルゼリーとの違いを簡単に解説

ここでは、プロポリスの基本的な特徴や含まれる成分、ほかの蜂製品との違いについて解説します。
プロポリスは、ミツバチが植物の樹脂などを集め、自らの酵素を混ぜ合わせて作る天然由来の物質です。
巣のすき間を埋めたり、外敵や異物の侵入を防いだりするなど、ミツバチが安全な環境で暮らすために欠かせない役割を担っています。
なお、はちみつやローヤルゼリーとは作られ方や用途が異なるため、それぞれの違いについても簡単にまとめました。
- プロポリスはミツバチが植物の樹脂などから作る天然由来の物質
- プロポリスにはアルテピリンCやビタミン・ミネラルが含まれる
- 「プロポリス」「はちみつ」「ローヤルゼリー」の違い
プロポリスはミツバチが植物の樹脂などから作る天然由来の物質
プロポリスとは、ミツバチが樹木の新芽や樹皮などから採取した植物の樹脂に、自らの酵素やミツロウなどを混ぜ合わせて作る天然由来の物質です。
ギリシャ語の「Pro(防御・前)」と「Polis(都市・城)」を組み合わせた言葉が名称の由来とされ、「都市(巣)を守るもの」という意味を持っています。
なお、日本ではプロポリスの粘着性と見た目から「蜂ヤニ」と呼ばれることもあります。
ミツバチはプロポリスを巣のすき間や入り口に塗ることで巣を補強し、外敵や異物の侵入を防ぐために利用しています。
また、巣の内部を清潔に保つためにも重要な役割を担っており、ミツバチが健康な環境で生活するために欠かせない存在です。
プロポリスにはアルテピリンCやビタミン・ミネラルが含まれる
プロポリスには、野菜や緑茶などにも含まれるポリフェノールの一種「フラボノイド」をはじめ、注目の成分である「アルテピリンC」、さらに日々の健やかな生活に欠かせないビタミンやミネラル(鉄・亜鉛など)といった、多様な成分が含まれています。
含まれている成分の種類は300種類以上とも言われており、これらの成分が組み合わさることでプロポリスならではの特性が生み出されています。
特に「アルテピリンC」などの成分は、ブラジル産をはじめとする特定の産地や採取される植物によって豊富に含まれる点が大きな特徴です。
なお、アルテピリンCについては、その成分特性に関するさまざまな研究がおこなわれています。
参考:プロポリス:起源植物,含有成分と生理機能概説(日本栄養・食糧学会誌)
「プロポリス」「はちみつ」「ローヤルゼリー」の違い
蜂関連の製品ではプロポリスのほか、はちみつやローヤルゼリーといったものも販売されています。
それぞれの特徴や違いを簡単にまとめましたのでご覧ください。
| 項目 | プロポリス | はちみつ | ローヤルゼリー |
|---|---|---|---|
| 作られ方 | ミツバチが植物の樹脂に酵素やミツロウなどを混ぜて作る | ミツバチが花の蜜を採取し、酵素を加えて熟成させたもの | 若い働き蜂が花粉やはちみつをもとに分泌する乳白色の物質 |
| 主な役割 | 巣の補強や外敵・異物から巣を守る | ミツバチのエネルギー源となる食料 | 女王蜂や幼虫の栄養源 |
| 主な成分 | フラボノイド、アルテピリンC、ミネラル、ビタミンなど | 糖類(果糖・ブドウ糖)を中心にビタミン・ミネラルなど | たんぱく質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、デセン酸など |
| 味・特徴 | 樹脂由来の独特な風味 | 甘みがあり食べやすい | 酸味や独特の風味がある |
主な成分や味わいが異なるため、目的に合わせて製品を選ぶことが大切です。
プロポリスとはちみつ(マヌカハニー)の違いを詳しく知りたい方はこちら
プロポリスの種類や産地|含まれる主要成分が異なる

プロポリスは産地によって、採取される植物や含まれる成分に違いがあります。
そのため、同じプロポリスでも風味や成分の特徴が異なり、原産地は商品選びの参考になるポイントのひとつです。
- ブラジル産
- 中国産・ヨーロッパ産
- ニュージーランド産・オーストラリア産
ここでは、日本で流通している代表的なブラジル産、中国産・ヨーロッパ産、ニュージーランド産・オーストラリア産の特徴について紹介します。
ブラジル産
日本国内で流通しているプロポリスの中で、よく見かけるのはブラジル産です。
ブラジル産のプロポリスは、南米特有のキク科の常緑低木である「アレクリン・ド・カンポ」などを主な原料として作られています。
※こうした主原料となる植物を「起源植物」と呼びます。
アレクリン・ド・カンポ由来のプロポリスは「グリーンプロポリス」とも呼ばれ、「アルテピリンC」などの特徴的な成分を含んでいます。
アルテピリンCはブラジル産プロポリスを特徴づける成分のひとつであり、その成分特性に関するさまざまな研究がおこなわれています。
参考:補完代替医療素材としてのプロポリス(日本補完代替医療学会誌)
中国産・ヨーロッパ産
中国産やヨーロッパ産のプロポリスは、主に「ポプラ」の新芽や樹皮などを原料として作られています。
ブラジル産との大きな違いは、含まれている主な栄養成分の構成です。
ポプラ由来のプロポリスにはポリフェノールの一種であるフラボノイドやフェノール酸類が含まれており、ブラジル産特有の「アルテピリンC」は基本的に含まれていません。
また、ブラジル産が鮮やかなグリーンや深みのある茶系であるのに対し、中国産やヨーロッパ産は琥珀色から茶褐色に近い色合いとなります。
ニュージーランド産・オーストラリア産
ニュージーランド産やオーストラリア産のプロポリスは、それぞれの地域に自生する植物を起源として作られています。
ニュージーランド産では、ポプラに加えマヌカなどの樹脂が利用されることもあり、ブラジル産や中国産・ヨーロッパ産とは主要な成分の含有量に違いが生まれます。
特に「CAPE(コーヒー酸フェネチルエステル)」を含むものが見られる点が特徴的です。
ニュージーランド産プロポリスに含まれるCAPEについても、その成分特性に関する研究がおこなわれています。
また、オーストラリア産もユーカリなど現地特有の植物を起源とするものが多く、産地ごとに風味や成分構成が異なります。
このように、プロポリスは産地によって原料となる植物が異なるため、それぞれに個性があります。
商品を選ぶ際は、成分や価格だけでなく、どの地域で採取されたプロポリスなのかも確認してみましょう。
自分に合ったプロポリスの選び方・タイプ別の特徴

ここからは、目的に合わせたプロポリスの選び方や、商品のタイプごとの特徴を紹介していきます。
- 原産地や販売元をチェックする
- 抽出方法を確認する
- リキッド・サプリ・スプレー・キャンディの違いや特徴
原産地や販売元をチェックする
プロポリスを選ぶ際は、まず原産地や販売元(メーカー)を確認することが大切です。
プロポリスは産地や起源植物によって含まれる成分や風味が異なります。
アルテピリンCの含有量を重視したい場合はブラジル産、フラボノイドを中心に取り入れたい場合はポプラ由来の中国産・ヨーロッパ産・ニュージーランド産・オーストラリア産を選ぶなど、目的に合わせてチェックしてみましょう。
また、毎日安心して使い続けるためには、信頼できる販売元やメーカーを選ぶことも重要です。
抽出方法を確認する
プロポリスは、原料から有用成分を取り出す「抽出方法」によって、風味や飲みやすさが異なります。
代表的な抽出方法は、アルコール抽出と水抽出の2種類です。
【アルコール抽出】
アルコール抽出は、エタノールなどを使用してプロポリスの成分を抽出する方法です。
プロポリスに含まれる樹脂成分などを効率よく抽出しやすく、古くから多くの商品で採用されています。一方で、独特の香りや刺激を感じることもあります。
【水抽出】
水抽出は、水を使って成分を抽出する方法です。
アルコールを使用しないため、アルコール特有の風味が苦手な方でも取り入れやすい点が特徴です。
ただし、プロポリスに含まれる成分の中には水に溶けにくいものもあるため、商品によって抽出できる成分量や特徴は異なります。
プロポリス特有の風味が気になる方は飲みやすさを重視し、自分に合った抽出方法の商品を選ぶことが大切です。
リキッド・サプリ・スプレー・キャンディの違いや特徴
プロポリスには、液体タイプの「リキッド」、カプセルなどで摂取できる「サプリ」、外出先でも使いやすい「スプレー」や「キャンディ」など、さまざまな形状の商品があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| リキッド | 水や飲み物に数滴垂らして摂取するタイプ。プロポリス本来の風味を感じやすく、量を調整しながら取り入れられる。 |
| サプリ | カプセルや粒状になっており、プロポリス特有の香りや味が苦手な方でも続けやすい。持ち運びやすく、毎日の習慣に取り入れやすい。 |
| スプレー | 口内に直接吹きかけて使用するタイプ。携帯しやすく、外出先でも手軽に使用できる。 |
| キャンディ | プロポリスを配合したキャンディタイプ。手軽に取り入れやすく、プロポリス特有の風味が苦手な方にも試しやすい。 |
なお、商品によってプロポリス成分の含有量は異なるため、成分表もチェックした上で購入するものを選んでみましょう。
プロポリススプレーとはちみつスプレーの違いを詳しく知りたい方はこちら
プロポリスに関するよくある質問
ここでは、プロポリスに関してよくある質問に回答していきます。
- プロポリスはいつ飲むのがおすすめ?
- マヌカハニーや通常のはちみつと併用しても大丈夫?
- プロポリスは毎日摂ってもよい?
自分が疑問に感じている部分をご覧になってみてください。
プロポリスはいつ飲むのがおすすめ?
プロポリスは食品のため、医薬品のように決まった摂取タイミングはありません。
商品に記載された目安量を守りながら、毎日の習慣として続けやすいタイミングで取り入れることが大切です。
例えば、朝食後や外出前など、忘れにくい時間を決めて摂取すると継続しやすくなります。
マヌカハニーや通常のはちみつと併用しても大丈夫?
プロポリスは、マヌカハニーや通常のはちみつと同様に蜂に由来する食品です。
プロポリスとマヌカハニーや通常のはちみつを一緒に取り入れる場合は、それぞれの商品に記載されている摂取目安量や注意事項を確認しましょう。
蜂由来製品にアレルギーがある方や、原材料に不安がある方は、商品の注意事項を確認した上で使用してください。
プロポリスは毎日摂ってもよい?
プロポリスを毎日摂る場合は、商品ごとの摂取目安量を守りましょう。
なお、アルコールの有無により、体質に合わない場合もあるため、初めて摂取する場合は少量から試すことが推奨されます。
自分に合った産地のプロポリスや種類・タイプを選ぶことが大切
プロポリスの特徴的な成分や商品の種類などを詳しく説明してきました。
- プロポリスは産地によって主要な成分が異なる
- 抽出方法により風味や刺激が変わる
- 生活スタイルに合った商品タイプを選ぶことが大事
プロポリスはビタミンやミネラルを含む食品で、産地によってアルテピリンCやCAPE(コーヒー酸フェネチルエステル)といったポリフェノールの含有量が異なります。
また、抽出方法によっても風味や刺激が変わるため、自分の目的に合ったものや継続しやすい商品を選ぶことが大切です。
リキッド、サプリ、スプレー、キャンディといったタイプの中から、日々の生活に取り入れやすいものを探してみましょう。